ドイツ語圏への長期留学体験記①〜留学前後編〜

Hallo zusammen! Vollmondドイツ語講師のkomachiです。
私が卒業した大阪大学外国語学部ドイツ語專攻には、私含め2016年度〜2017年度にかけてドイツ語圏へ長期留学する同級生がたくさんいました。
帰国した際には、彼らと協力して2018年度、留学を考える後輩向けに「ドイツ語圏留学体験記+情報共有」を行うイベントを開催しました◎
なかなかこんなにも多くの人がドイツ語圏へ留学しているコミュニティもないだろうし、情報自体もすごく貴重だったので、その時取った統計などをこちらでもシェアしていこうと思います(^0^)許可はもらっています。
今回はその第1弾ということで「ドイツ語圏へ留学を決めた理由」「留学前やっておけばよかったこと」「ドイツ語はどのくらい伸びたか」「留学前後で変わったこと」など、実際に留学していた人たちのたくさんの意見をまとめました。
ドイツ語圏へ留学した理由
- 語学力を高めるため、単純に欧州に住んでみたかった
- 実際にドイツの生活を体験したかった
- ドイツ語を日常的に使う環境に入ってみたかった
- ドイツ語能力を上げたかった
- 海外で生活してみたかった
- ドイツに実際に暮らしたかった、ドイツ語も伸ばしたかった
- ドイツ語を使えるようになりたくて、海外生活やヨーロッパ旅行をしたかった
- 異文化学習
- 語学力向上、研究
留学前知っておけばよかったこと
- 留学生の履修のモデルケースなど
- 正規学生と留学生が受ける授業が異なること
- ドイツ語の勉強
- 留学が始まる9月ごろはバディーの子が休暇中のことが多く、手続きなどをほとんど手伝ってもらえないこと
- バディー制度には2組応募できること(大学によります)
- 各大学実際の授業の比較
- どんな寮の選択肢があるか
- 奨学金情報
- もう少しドイツ語・英語で会話する練習をしておけばよかった
ドイツ留学中に困ったこと
- 履修登録の方法が複雑で苦労した
- 同居人が恋人と同棲し始めた
- 渡航後1ヶ月、先方の手違いで銀行口座がなかったこと
- ビザの申請
- どこの病院に行けばいいか
- 予想以上に英語を使う機会が多かった
- 寮のパーティーの騒音
- とにかくお金がない
- 日本語の本が調達しにくい
留学前後の変化
ドイツ語力
留学前は B1が全体の約60%、B2が約30%という結果に◎ Bレベルが多かったですね^^
留学後はC1が約70%、B2.2が30%という結果になりました!この回答をしてくれた13人はみんな1年留学だったのですが、1年でB→Cへ1つレベルアップした人が多かったみたいです。
自分自身の中で変わったこと
- メンタルが強くなった
- 流れに身をまかせるようになった
- 留学前はドイツ語を話すことに対して気恥ずかしさが少しあったが、留学したことで完全になくなった
- 度胸がついた。多少のことならなんとかなる
- 留学前より色んなことを考えるようになった
- 生活力がついた気がする
- 外国語を使うことに抵抗がなくなった、むしろ使う楽しみを知った
- 日本にいる外国人に優しくなった
- 意見の発信力
単位互換
交換留学でドイツ語圏へ行きたい方は、現地の大学で取得した単位を日本の大学で互換することができたりします。
*日本の大学と海外の大学を提携を組んでいて、大学側が斡旋してくれる留学携帯
半数以上の人が10を超える単位を交換できたみたいです。私の学部は長期留学=卒業を遅らせるが一般的だったため「何が何でも単位を交換しないと!」という人はいませんでした。が、やはりある程度交換できるなら楽になりますよね!
通常:4年卒業
私たちの学部:
・1年留学+1年延長=5年卒業
・単位互換+半年休学=5年卒業
というように、留学から帰国後の半年間を休学する人も多かったです^^
Vollmondではドイツ語マンツーマンレッスンを展開しています。ぜひ一緒にドイツ語を勉強しましょう♩
携帯や寮・生活費など実際の生活編も合わせてぜひ▼