はじめまして。2022年夏までスイスのドイツ語圏に住んでおり、この度帰国しましたVollmond受講生のShizukaです。
2019年からドイツ語学習を開始し、約3年かけてB1レベルに到達しました。
皆さまの学習計画のヒントになればと思い、B1合格までの道のりを投稿します。
目次
2019年9月〜11月
2020年8月
2020年8月
2020年9月〜2021年3月
2021年3月〜5月
2021年5月
2021年5〜11月
2021年11月〜現在
2022年5月
2022年6月
スイス渡航にあたり、私が住む予定の市ではドイツ語A1の資格証明書、或いはA1学習証明書がビザを取得するにあたり必要でした。
ドイツ語学習は未経験だったため、2019年秋にゲーテのオンラインコースに申込み、学習を開始しました。
ドイツ語学習の当初の目標は「子どもの友達と話せるようになること」でした。
現地の幼稚園に通う長男の友達と会話を楽しめるようになりたい!と思ったので、B1程度必要かなと感じていました。
仕事と子育てもあったためスイス渡航前の通学は断念し、時間の融通が効くゲーテオンラインクラスの受講に決めました。
A1-1の受講は問題なかったのですが、その後引っ越し準備と第二子妊娠のための悪阻も重なり、次に申し込んだA1-2は学習の継続ができませんでした。
2020年2月にスイスに移住しましたが、私の場合は1年以内にA1の資格証明書を取ることがビザ更新に必須でした。
コロナが流行し始め通学が難しくなり、自身で学習しましたが、A1のSprechen対策はVollmondのプライベートコースを利用しました。
当時聞いていたPodcast「ココロ躍るドイツ語講座」で、外国語学習には先生となる存在がいた方が良い(効率よく勉強ができる)と話されているのを聞いて、プライベートコースに申込んだと記憶しています。
実際、私の場合は先生の存在がとても大きかったですし、モチベーション維持には必要でした。
試験約1ヶ月前より模試を解き始め、無事合格しました。
A1に合格できたことが嬉しくて、すぐにA2に向けて勉強を再開しました。
自分の都合で学習を開始できるゲーテオンラインのプライベートコースを申し込みましたが、こちらは私には向いていませんでした。
先生は添削やコメントをメールにてくださるものの、ほぼ自分一人で学習を進めていく形で楽しめず、テンポ良く学習はできませんでした。
A2のコースは修了したものの復習が不十分で、試験合格レベルには程遠いと感じたので、VollmondのプライベートコースにてSprechen/Schreiben 対策をお願いしました。
先生からのフィードバックをすぐにもらえて、学習意欲はグッとあがりました。
結果A2には合格できたものの学習量が足りず、ギリギリの合格になってしまったことが反省点でした。
一方でプライベートコースで対策したSprechenはほぼ満点でした。
もっと学んでいきたい!と思い、継続してVollmondのプライベートコースを30分/週に1度受講しました。
テキストを使用しながらB1学習を開始しましたが、一人でテキストの問題を解くことがつまらないと感じ始めたことと、自分を追い立てるために受講頻度を上げなくてはならないと思い始めました。
プライベートコースでは高額になってしまうため、Lingodaのグループレッスンを週に3度受講し始めました。
子育てがあるので22時、23時開始のクラスも受講でき、大変助かりました。
グループレッスンは自身に合っていて、授業を楽しむため、そして他の受講生に迷惑をかけないために必ず約1時間は予習に充てました。
一方で復習は20分ほどで、新しい単語がどんどん出てくるのに、覚える時間を充分確保できなかったと感じています。
2022年8月の帰国は決まっていたので、B1試験を帰国前ギリギリの6月に受験しました。
正直、申込期限直前まで、受験を断念しようかと迷いました。
Lingodaでの学習は楽しいものの、これだけでは試験対策はできないので焦っていました。
模試を解いた結果、Lesenは余裕だと感じたものの、Sprechen/Schreibenは先生に見ていただかないといけないと焦りました。
試験3週間前にVollmondのプライベートコース及び会話コースを申込みました。
試験約2週間前から、ほぼ毎日会話コースにて先生と試験問題を練習しました。
またプライベートコースではSchreibenの添削、及び自身で学習の際の不明点を一つ一つ丁寧にご指導いただきました。
Hören対策としてはドイツ語学習者用のPodcastやYouTubeを家事をしながら聞いていました。(コードレスイアフォンがとても便利です)
よく見る/聞くのは Easy German (Youtube, Podcast) です。
試験前には Benjamin – Der Deutschlehrer も観て、口頭試験やヒアリングの練習をしました。
B1試験対策で使用した参考書は以下の通りです。
Mit Erfolg zum Zertifikat Deutsch (telc Deutsch B1)
Prüfungstraining DaF Zertifikat Deutsch/telc Deutsch B1
結果、B1の試験はこれまで受検しA1、A2よりも余裕を感じました。
文法問題は間違いも多かったのですが、全体では9割の正答率で合格できました。
ドイツ語学習の当初の目標は「子どもの友達と話せるようになること」でしたが、子どもたちはスイスドイツ語で話しているため、私にはチンプンカンプンで、私の標準ドイツ語の話しかけに対し、丁寧に標準ドイツ語で返してくれるのでした…(笑)
子ども同士のやりとりを理解するのは難しいのですが、なんとか会話を楽しめるようになれたのは間違いないです。
また、スイスの都市部では英語もよく通じ、英語だけで生活することも容易ですが、ドイツ語で書かれていることを理解したり、街中で出会う方、学校・保育所の先生方とドイツ語で会話をすることは、とても楽しく感じています。
学習を継続して本当に良かったと心から思います。
A2〜B1レベルでは学習方法を模索していましたが、結果として普段はLingodaのオンライングループレッスンを中心に学習することに落ち着きました。
が利点です。
約60分間のレッスンの前に1時間程度予習をし、レッスン後に20分ほど復習+単語リストを作成し隙間時間に単語を覚えるようにしています。
また、ながら学習としてはPodcastやYoutubeでのビデオを視聴しています。
料理をしながらPodcast、洗濯物を畳みながらYoutubeが観られます。
Vollmondは試験前にフル活用しました。
プライベートコースでSchreiben/Sprechen対策はもちろん、これまで学習していてつまずいた文法事項等もレッスンで丁寧に解説してもらえました。
また、会話コースでは主にネイティブの先生を選び、Sprechen対策を行いました。
会話コースでは聞く力も鍛えられました。
模試に早めに着手することは大切だと痛感しています。
普段学習していると、自分のレベルが受験レベルに到達していないのではと不安になりますが、模試を受けてみると合格レベルに達するには何が課題なのかがよくわかります。
試験も模試と同じような問題形式なので、緊張せずに挑めます。
B1受験時は前述した2冊の参考書を購入し、ほぼ全問解いたことで自信がつきました。
単語を覚える時間をまとめて取るのは難しいので、一日5分でも隙間時間にアプリに単語を入れて学習するのがいいなと痛感しました。
前述した通り、B1受験が一番自信を持って臨めました。
試験に慣れていたこともあるかもしれませんが、試験対策が取れていたのがよかったのだと思います。
B1受験時に控室で周りの受験者と話していても、A1から順に受験していたのは私だけでした。
ただ、スモールステップで少しずつ目標を高めていく学習法は自分には合っていたと感じています。
スイスの都市部は勿論、ドイツ語圏では英語もよく通じ、英語だけで生活・旅行をすることも容易です。
ただ街中でドイツ語で書かれていることを理解したり、出会う方とドイツ語で会話をすることはとても楽しかったですし、ドイツ語話者との心の距離がグッと近づいたように感じました。
学習を継続して本当に良かったと心から思います。
ここまで継続して学習できたのは、伴走者となる先生がいらしたことと、語学試験合格の目標を定めて勉強したことだと思います。
次は仕事で使えるドイツ語まで話せるように勉強を続けたいと思います。
Shizukaさん、完全初級からB1まで併走できて本当に嬉しいよ♩
Vielen Dank! これからも一緒にドイツ語がんばろうね。
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