Hallo! Vollmond代表のkomachiです。
この記事では、日本に住みながらゲーテC2試験に77%で合格した私が普段から実践している勉強法を紹介します。
C1を取得した後の話がメインになるので、C1レベルからC2レベルへドイツ語力を伸ばすためにはどうすればいいのか悩んでいる人に届けば嬉しいです。もちろん、これから先C2を目指す人にもぜひ読んでいただきたいです◎
▼ゲーテ試験のためにしたことについてはこちらのブログ記事にまとめています。試験対策法に興味のある方はこちらもぜひ!
目次
このブログ記事を書いている2024年現在で学習歴10年目です。
▼詳しいプロフィールはこちらのページを確認していただければと思いますが、ざっくりとこれまでのレベル推移はこんな感じです。
時期 | 出来事 | ドイツ語レベル |
---|---|---|
2014.04 | ドイツ語を日本の大学で始める。 | 完全初級 |
2016.09 | ドイツ留学へ行く。 | A2 |
2017.08 | ドイツ留学終了。 | B2〜C1 |
2017.10 | ゲーテC1試験合格。 | C1 |
2017.12〜現在 | ドイツ語講師として働く。 | C1 |
2018.11 | Vollmondを起業する。 | C1 |
2019.12 | ゲーテC2試験を受けるも、Lesenのみ合格。 | C1 |
2024.07 | ゲーテC2試験合格。 | C2 |
ドイツに住んでいたのは2016〜2017年の1年間のみで、帰国後にC1を取得してからは旅行を除きずっと日本に住んでいます。
ドイツ語学習で一番大切なことは「継続」です。
記事の最後「よくある質問」にも書きますが、モチベーションが下がって継続できないと悩む人が多いですよね。そんな私もまさにモチベーションの上がり下がりが激しいタイプなので、何か目標があるときはモチベーションの有無に関わらず継続できる環境を整えることを意識しています。
ここからは私が実際に行なっている環境作り・工夫を紹介します!
私はゲーテC1試験に合格したのをきっかけにドイツ語講師を始め(2017年12月)、その後Vollmondを起業しました(2018年11月)が、ドイツ語を使う仕事を始めたのは私にとっては本当にいい決断だったなあとよく思います。
私が感じた、ドイツ語を仕事で使うメリットは以下です。
例えば私はドイツ語文法を日本語で解説するレッスンを生徒さんに評価してもらうことが多いのですが、仕事にするまでは何となくで済ませていた細かい文法ルールや仕組み(例えば形容詞の格変化がもとになった「ドイツ人」ein Deutscher, der Deutscheの変化など)はレッスン準備や実際のレッスン、生徒さんからの質問を通して自分自身の気付きにもなることが多かったです。
自分でちゃんと分かっていないことを他者に教えることはできない、とよく感じます。
あくまでも仕事と学習は別物なので、ドイツ語を仕事にする=自分のドイツ語力が上達するではないですが、ドイツ語との繋がりがキープできるだけでも特に私のように日本在住の人にとっては意味があると思います。
ドイツ(語)とは縁のない仕事を始めてドイツ語学習から遠のいていった人をプライベートでもVollmondでもたくさん見てきました(また始めればいいだけなので、それがダメだとは思っていません)。
目安としてC1以上の言語力があると仕事として活かす選択肢はぐっと増えます(職種によってはB1, B2以上でも)。ドイツ語との関わりを断ちたくない人ははぜひ一度何かにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「ドイツ語講師」に興味がある方はぜひVollmondにご応募ください!
特に日本に住んでいるとドイツ語を話す機会は少ないですよね。私も普段の日常生活においてドイツ語を話す場面は皆無です。
でも、ドイツ語を話す時間を取らないとスピーキング力のキープはもちろん、向上も望めません。
もちろんレッスンでは講師として生徒さんとドイツ語会話をする場面はありますが、生徒さんのレベルに適した会話をするので自分自身の会話力が伸びるわけではありません。
「ひとり言をドイツ語でする」というような勉強法もありますが、私は目の前の誰かに対して話す(=会話)という状況でない限りあまり話す意欲が出ないタイプの人間です。
同じような人には、Vollmondのようなオンラインレッスンの活用がおすすめです!
私は2020年のコロナ禍でプライベート時間が少し増えたのをきっかけに、自分のドイツ語力向上のためのドイツ語レッスン受講を始めました(それまでは正直、仕事が忙しすぎて時間的余裕がありませんでした)。
本当はVollmondを私も使いたいのですが、代表という立場上(?)、講師と話すと自分の中で「仕事」という意識が中々拭えないので、別スクールで探しました。
まずはじめに何名(何校)かお試しで受けてみて、一番自分に合うと思った会話中心のプライベートレッスンに絞りました。
週1・1時間ペースでスタートし、そこから先生・生徒の垣根を越えてプライベートでも仲良くなっていつの間にか1回2〜3時間程度話すように。いつの間にか彼女も日本語勉強を始めて今ではタンデムに。
というやや稀なプロセスでありつつも、週1以上で会話する時間を4年以上続けてきたことで、自分自身のスピーキング力はすごく良くなったと実感しています。C2試験でも2019年は55点だったSprechenが2024年では80点でした。
「日本にいるとドイツ語を忘れる」「スピーキングは伸びない」と思いがちですが、私は実体験として日本にいながらドイツ語スピーキング力は着実に伸びています。ぜひ週1以上で会話する機会を年単位で継続してみてください♩
ポイント
ドイツ語オンラインレッスンの受講生募集中 🇩🇪 ♪
自然なドイツ語を身につけるためには、練習が欠かせません。
先生と一緒に会話練習を繰り返し、学んだ表現を自分のものにしていきましょう♩
Vollmondは日本人講師が多いので、初心者の方でも安心して受講できます。
2019年試験では40点で不合格だったリスニング試験ですが、2024年では70点で合格することができました。
私のドイツ語リスニング力上達に一番効果的だったのがポッドキャスト(インターネットラジオ)です。
Vollmondでも2番組を配信しており配信者として好きなのはもちろん、リスナーとして他のポッドキャスト番組を聴くのも同じくらい好きです。
▼ちなみに、私のポッドキャスト番組「ココロ踊るドイツ語講座」でもC2に関する勉強法を配信しています。よかったらぜひ!
ポッドキャストというメディアに出会うまで、私は心の中でこのような葛藤がありました。
ポッドキャストに出会ってから、こんなに自分にぴったりなメディアがあったんだ!(目を使わなくていい&ラジオほど堅苦しくない)と感動しました。
そこからは色々な番組を聴いて好きな配信者や番組を探し、どんどん夢中になっていきました。
夢中になると本当にそこからは一瞬で、息を吸うようにドイツ語のポッドキャストを毎日聴くようになりました。2020年頃から大体1日15分以上は聴いています。
1日15分自体は特別長くはないと思いますが、4年以上続けているというところがポイントだと思います。
ちなみに4年続けると365時間!塵も積もれば山となる、ですね。
続けられている理由は、とにかく好きで楽しくて「聴きたい」と思って聴いているので自分の中では「勉強している」という意識が全くないから、というのが大きいです(もちろん分からない単語は調べたりはしています)。
好きの力って本当に偉大なので、ぜひ皆さんも息を吸うようにできるくらい好きなメディアやコンテンツを探すところからスタートしてみてください。
ポイント
▼そんなポッドキャスト好きの私がおすすめするドイツ語の番組はこちらにまとめています。
意識しなくてもドイツ語が目/耳に入るって最強です!
毎日必ずする行動・ルーティンに何とかしてドイツ語を紐付けられないかぜひ考えてみてください。
私はまずスマホの言語設定をドイツ語にしました。
他には、よく使うSNSでドイツ語アカウントをフォローし、タイムラインにドイツ語の投稿が自然と出てくるようにしています。机に向かって勉強するよりも横になってダラダラする方が好きな私みたいな人におすすめです。
私は特にInstagramを開くことが多いので、そこで色々なドイツ語アカウントをフォローしています。
YouTubeでもInstagramでもFacebookでもXでも「Deutsch lernen」で検索するとたくさんの有益アカウントが見つかるので、ぜひ皆さんもフォローしてみてはいかがでしょうか。
まずは手当たり次第にフォローし、コンテンツを日々眺める中で、あまり好きではない(もしくは難しすぎる)アカウントは除外していくのがおすすめです。
私自身はというと、学習者アカウントはもちろん、以下のようなドイツのニュースアカウントが好きでよく見ています。話題となっているニュースの短い要約がInstagramの投稿として流れてくるので、最新ニュースを知る(ドイツ人との雑談で役立ちます)+読解習慣をつける(読解力・語彙力アップ)のに最適です。
また、先ほど紹介した大好きなドイツ語のポッドキャストは、洗濯・料理などの家事をしながら聴いていることが多いです。
ポッドキャストに関しては「家事をするから聴こう」というよりは「ポッドキャストを聴きたいから家事しよう」と思うことが増えました(笑)やはり好きの力ってすごいですね…!
ちなみに「何を聴くか」にも気をつけています。
料理など行動の手間が多く音声に集中できない場面では、ほとんど集中しなくても分かるレベルの簡単な音声を、移動中・散歩・ドライヤー・洗濯など耳に集中できる場面では、集中したら分かるレベルのものを聴いています。
ポイント
C2=ネイティブレベルと巷ではよく言われますが、正直自分のドイツ語がネイティブレベルだとは全く思わないです。
ただ、C1以上になると「それは直したほうがいいよね」というコミュニケーションに支障をきたすような大きなミスは少なくなり、細かなミス(厳密には違うけど普通に通じるしほとんど気にならない)がほとんどなのは事実だと思います。
学習者本人は正しいと思っているけれど実は間違っているドイツ語(思い込み)も目立ってきます。
そんな細かなミスをいかに減らして「正しいドイツ語」に近づけていけるか、が語学上達の鍵です。
しかし基本的に私を含め学習者は、誰かに間違いを指摘してもらわないと自分の間違いにはなかなか気付けないので、ぜひ意識的に訂正してもらう場を設けていきましょう。
ちなみに「言語はツールなので伝わればOK」という考えもありますが、「できる人」のドイツ語は正確なのと、100%できる必要はないけれど100%を目指すこと自体はとても大切な姿勢ですよね。「これくらいでいいか」と思った時点で、それ以上の成長は望めないかと^^;
ほどほどにストイックにいきましょう!
さて、ここでまず邪魔になるのがプライドです。
例えば私が実際に持っていたプライドは以下です。
解決策として、自分が思っているよりも周りは自分のことを(いい意味で)気にしていないので、あまり深く考えないようにするのがおすすめです。
また、何事もある程度は「慣れ」が肝心です。
プライドが壁となっていたことも、何十回と添削を頼めば添削を依頼することにほとんど抵抗はなくなりますし、何百回と質問すれば些細なことでも質問しやすくなります。
今もある程度のプライドは残っていますが、私は仕事柄何かを教えてもらったり指摘してもらえる場面が普段ほとんどないので、逆に自分の不完全さを知って謙虚でいれるいい機会だと思っています。
自身の間違いを知るのに1番おすすめなのがドイツ語の自由作文の添削です(会話だと細かなミスは流すことが多いので書くのがおすすめ!)。
Vollmondのテキストコースとほぼ同じ形式で、信頼できるネイティブ講師に2020年頃から定期的に(月に4回程度)独作文のチェックをお願いしています。
自分で書いたドイツ語の添削がメインですが、「この場合は前置詞 in か zu どちらの方が自然?」のようなふとした疑問を投げかけることもあります。
最近は文法的なミスはほとんどありませんが、ネイティブスピーカーが「なんとなくこちらの方がいい」「これは微妙」と感じるようないわゆる語感は私にはまだまだないので、単語の使い方や語順、前置詞などいつもすごく学びになっています。
ただ、ネイティブスピーカー=正しいとも限らず、そもそも言葉は個人差・地域差があるものです。
回答にあまり納得できなかった場合には「でもこれって○○じゃないの?」という風に聞き返します。
それでも納得できなかった場合には別のネイティブスピーカーに同じ質問を投げかけるなど、自分自身の語感も大切にするようにしています。(こういう練習を重ねる中で自分のドイツ語力にも自信が持てるようになった証だと思っています。)
ポイント
「なんとなく分かる」で満足しない姿勢が、特にC1以降のドイツ語力上達にはとても大切です。
100%分からないのであれば、できる限りその場で調べましょう。後でやろうと思っても大体手をつけないからです。
例えば Käse(チーズ)という単語を見て「あれ、Käseって男性名詞だよね?いや、女性名詞かな?それとも中性名詞?そういえば複数形ってなんだっけ?というかそもそも複数で使うんだっけ?」と思ったとしましょう。
よっぽどの状況でない限りは、1秒後にはスマホを出して辞書アプリを開き、Käseと検索しているのが私の日常です。
ちなみに「Käse」はA1レベルで出てくる超初級語彙なのですが、それでも100%自信を持てないのであれば何度でも調べて確認しましょう!ここでもやはりプライドを捨てること、自分は間違っている可能性があると常に疑うことが大切だと思います。
最近は家族とゲップの話をしていて、「そういえばゲップってドイツ語で何て言うんだっけ?」と思い立ち気付けばスマホで調べていました。
ここまで読んでKäseの性別に確信を持ててない方、ゲップの言い方が分からない方、今すぐ調べるのがコツですよ!
▼おすすめの辞書はこちらの記事でまとめています。
単語に限らず、文章を読んでいてうまく解釈できないときにも一度立ち止まって考え、調べるようにしています。
辞書で解決できないときは、先ほど登場した独作文添削を頼んでいる講師や友だちに質問します。
友だちとのチャットでジョークが飛んできたときも何がおもしろいのか分からなければ(ドイツ語のジョークって難しくないですか?)、説明してほしいと頼むことも多々。会話の流れを止めて申し訳ないと思いつつ、でも分からないものはしょうがないですよね^^;
ポイント
ドイツ語オンラインレッスンの受講生募集中 🇩🇪 ♪
ドイツ語文法は複雑に感じますが、練習あるのみ!
たくさん声に出して、たくさん間違えて、できるようになっていきます♩
アウトプットの場を「レッスン」という形で取ってみませんか? 優しい講師が学習をサポートします。
人間誰しもモチベーションが高いときもあれば低いときもあります。
むしろモチベーションを保とうとする方が難しいと思う私のおすすめは、モチベーションが下がっているときでもドイツ語学習を継続できる環境をはじめに整えておくことです。
おすすめはこちらの3つです。
これらを実際の私の例に置き換えるとこうなります。詳細はこの記事上部で書いていますので気になる方は見返してみてください。
ポイント
「日本に住んでいたらドイツ語を使う機会はないし」「そもそも話すのは日本語でも苦手だし」「C1取ったから別にC2はいいかな」「もう今の自分のドイツ語力で満足」など、それが本心であれば全く問題ないのですが、本当はもっとドイツ語を話せるようになりたいと思っているし、キープで留まらず上達させたいと思っているのに素直になれていないケースは多いです。
過去の私はまさにこのパターンで、やらない言い訳をいつも探していました。
今の自分の行動は本当の気持ちに嘘をついているかも?と少しでも思うのであれば、できるだけ早く本心に向き合う+前述したような環境を整えることをおすすめします。
色々対策を練っていても疲れてしまう時はありますし、「こんなにやってるけど全然だめだな〜」と心が折れそうになる時もあります。
そんな時に私が助けられるのが、私と同じくドイツ語は母語ではないが、私よりはるかにドイツ語ができる他者の存在です。
ネイティブスピーカーだと「だってネイティブだし(私はネイティブではないし)」とついつい捻くれた心で見てしまうので、ドイツ語は母語ではなく大人になって学習を始めた点が個人的にはポイントです。
具体的には、私の憧れはインフルエンサーとして活躍しているDein SprachcoachのMariaさんやDeutschLeraのLeraさん(二人とも母語はロシア語)です。
二人とも本当にドイツ語力が卓越していて、ただ非ネイティブであるというスタートラインは同じなので、「私もがんばればこれくらいできるようになるかも」という希望をもらえます。
ポイント
オンラインではなく対面で、実際に言語を使ったり見聞きするとやはり本当にやる気が出ます。
私はコロナ禍が落ち着いた頃にドイツへ久しぶりに行って、カフェや電車で近くの人たちが話している会話を無意識に理解できていることに気付いたとき、自身のリスニング力の成長を感じてとても嬉しかったです!
それでもやはりモチベーションで悩む学習者は絶えません。
一つの理由に、特に日本に住んでいるとドイツ語はなくても生きていけるのになぜがんばるのか、定期的に考えるからだと思います。
私は日本在住といえど仕事で必要ではありますが、仕事に支障がないレベルのドイツ語力は既にあるので、伸ばさないとやばい!というような緊迫した状況ではありません。
ではなぜ勉強を続けるのかと聞かれると、今1番しっくりきている自分の中の答えはこちらです。
「ドイツ語ができるってかっこいいから。今よりできるようになりたいから。」
これくらいの理由・目標設定で十分ではないでしょうか◎
別に無理に何かに役立てる必要も、大きな目標を掲げる必要もないと思います。
逆におすすめではないのは、試験合格を目標にすることです。
試験に合格すると燃え尽き症候群で進めなくなる人も多いためです。
慣れてくると試験はある程度はテクニックで合格できてしまうので、試験合格はあくまで通過点程度にとどめ、その先に目指すゴールがあると実力としてのドイツ語を磨き続けていくことができると思います。
生徒さんから1番よく聞かれる質問が「単語」です。
私がこれまでドイツ語学習で実践してきた単語の覚え方は以下5ステップです。
語彙に限った話ではないですが、結局地道にコツコツ続けていくのが1番の近道だと思います。
パッシブ語彙 | アクティブ語彙 | |
---|---|---|
主な場面 | 読む・聞く | 話す・書く |
(読んで/聞いて)理解できる | ◎ | ◎ |
(話す/書く際に)自分で使える/自然と出てくる | × | ◎ |
▼詳しくはこちらのポッドキャスト配信でお話ししているのでよかったら隙間時間に聞いてみてください♩
職業柄色んな教科書・参考書を見てきましたが、正直何でもいいと思います。
どれも本当によくできています。
また、私は教科書や参考書を買っても自力で取り組めない(途中で終わる)タイプなので、受講するレッスンを決めてそのクラスで指定されている教科書を都度購入するようにしていました。
ここでのポイントは、レベルを少し落とすこと(=チャレンジしすぎないこと)です。
「大は小を兼ねる」とよく言いますが、私は語学においては「小は大を兼ねる」だと思っています。
C2レベルに到達したいのであれば、まずはA1〜C1レベルでできるべきことをしっかりできるようになりましょう!
私はA1〜B1レベルのレッスンをすることが多かったので、仕事を通じて自分自身の基礎も改めて固めることができ、職業ドイツ語講師ならではの利点を感じました。
もちろん基礎がある=C2レベルではないのでC2レベルの勉強もしなければいけませんが、過去の自分も含め、意外と基礎を突き詰めないまま先に進もうとして、結果的に表面的な力ばかりが付いて実力が伸びていない学習者も多いです。
この文章を読んでドキッとした人は一度少し前のレベルをやり直す価値はあるんじゃないかなと思います◎
教材ではないですが、1番欠かせないのがAirPodsです。ノイズキャンセリング機能付きの無線イヤホンなら何でも大丈夫です。
このイヤホンのおかげで、家事をしながら、散歩をしながら、ドライヤーをしながら、電車に乗りながら、いつでもどこでも耳が空いているときはドイツ語(ポッドキャスト)を手軽に聴ける状態を作り出すことができました。
ノイズキャンセリングがなければ騒がしい場所ではリスニングに限界があるので、現代技術に感謝です!
B2/C1以上の方にぜひ読んでほしいのが『中級ドイツ語の仕組み』です。
タイトルには「中級」とありますが、どちらかというと上級レベルの内容だと思います。
ドイツ語講師を始めてから、生徒さんからの色々な質問やレッスンを通じて、それまで学習者の時には考えたことがなかった文法や文構造について考える機会が増えました。
この本ではまさに「ドイツ語の仕組み」がさらに深く、分かりやすく言語化されておりとても読み応えがあります。
この本のおかげでC2レベルになったとまでは正直言えないですが、ここ数年で出会った大好きな参考書の1つです!
「100%分からないことを放置しない」でも紹介しましたが、辞書のない生活は考えられないほど私の毎日の一部と化しています。
私の周りで言語が「できる」人に共通していることの一つが、辞書の活用です。
職業柄たくさんの学習者に出会いますが、意外と辞書を使っていない人は多いので、現状1日に辞書をひく回数が5回未満の方はぜひもっと活用していただきたいです!
▼愛用している辞書はこちらの記事で紹介しています。
以上、この記事では普段の勉強法について紹介しましたがいかがだったでしょうか?
少しでも何か参考になっていれば嬉しいです。
C2試験には合格しましたが正直まだまだ自分のドイツ語には満足していないので、もっとできるようになる未来を目指してこれからも勉強を続けていきます◎
ぜひ一緒にがんばりましょう!
ドイツ語オンラインレッスンの受講生募集中 🇩🇪 ♪
ドイツ語学習で悩んだら、ぜひVollmondへご相談ください!
ゼロからドイツ語を習得した日本人講師、日本語勉強中のネイティブ講師が、Vollmondにはたくさんいます。
豊富なレッスン経験と自身の学習経験をもとに、あなたの勉強法・学習計画へのアドバイスも可能◎
目標に向かって、ぜひ一緒に進んでいきましょう!