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合格に導くゲーテB1 Sprechen対策レッスンの進め方

更新日:

こんにちは。Vollmondドイツ語講師のTomoです。

今までゲーテB1 Sprechenの試験対策をする中で、重要だと思う点、役に立ったレッスンの方法についてこの記事では説明します。

Vollmondの先生の中で1番ゲーテ試験対策経験があり、たくさんの生徒さんを合格へ導いたTomo先生に、重要ポイントをまとめてもらったよ!

合格のために重要だと思うこと

文法

ゲーテのテストでは、文法ができていることが一番だと思っています。

当たり前のようですが、よりボキャブラリーの方を気にする方がとても多いです。
もちろんボキャブラリーも必要ですが、テーマもある程度決まっているので、欠けているボキャブラリーもある程度絞れるはずです。

形式に慣れる

もう1つは、テストの形式になれることです。

ゲーテのテストは日本で行われている語学テストと異なり、あるテーマについて自分の意見を述べることが求められます。
しかし、日本人はこのタイプのテストに慣れていないので、実力が発揮できないように思います。

言い回しの反復

最後に言い回しの反復です。

B1を受ける方はある程度文法をやってきていますが、実際に正しい文が口から出てくるかは別の問題で、生徒さんもそこで苦労する方が多いです。

なので、レッスンでは必要なフレーズを繰り返し口に出すことに力点をおいています。

(参考)実際の受験者の体験談:Goethe試験B1に83%で合格した私の試験対策&ドイツ語勉強法

レッスンの準備

レッスンの準備として、練習で使うテーマが尽きてしまわないように、できるだけ多くストックして、PCなどに保存しておくと便利です。

例えば、Teil1 Gemeinsam etwas planenでは、パートナーとパーティーを計画するなど、Teil2 Ein Thema präsentierenでは、都会で暮らすのと田舎で暮らすのはどちらがいいかなどです。

テストについての知識の確認

合格のために必要なことで述べたように、ゲーテのテストは問われる内容が日本で行われている英語などの語学試験と大きく異なるので、レッスンを受ける前にテストの概要をしっかりイメージできていることが必要だと思います。

しかし、テストの内容を知らない方もいらっしゃいましたので、初回のレッスンで生徒さんがテスト内容についてどのくらい知っているのかを確認し、知らなければ各パートの内容を説明することにしています。

特に、Teil 2はフォーマット(テーマを言った後、プレゼンテーションの流れの説明、自分の個人的経験、自分の国の状況、自分の意見)が決まっているため、これから逸れないように詳しく流れを説明します。

ゲーテB1 Sprechen 概要

準備時間15分・試験時間15分・全3題

Teil1:パートナーと一緒に何かを計画する(会話時間目安3分)

Teil2:2題提示されているうちから1つを選び、そのテーマについてプレゼンテーションを行う。
試験管とパートナーからプレゼン後に質問されるので、その質問に答える(プレゼン時間目安3分)

Teil3:相手が行ったプレゼンテーションに対してフィードバック+質問をする

また、ゲーテの公式HPには模擬テストや実際のスピーキング試験の動画が載っています。

▶︎ÜBUNGSMATERIALIEN

特に動画は、実際の試験を想像してもらうのに効果的だよ

言い回しの反復練習

レッスンでは、必要な言い回しを徹底的に覚えてもらうことに主眼をおいています。

生徒さんの中には、2、3回のレッスンのあとすぐテストという方もいるので、効率を上げるためにはこの方法はとても有効だと思います。

このことはどのパートにも共通していますが、特にリクエストが多いTeil 2 のプレゼンテーションを例にして説明します。

Teil 2のプレゼンテーションの練習では、決まったフォーマットの1つ1つの部分(テーマを言う、プレゼンテーションの流れの説明、自分の個人的経験、自分の国の状況、自分の意見)ごとに、この部分ではこのフレーズを使うというのを整理してあげると、機械的に口から出てくるようになっていいと思います。

例)

テーマを言う部分:Heute möchte ich über … sprechen

個人的な経験の部分:Als ich Kind war…

自分の国の状況:In meinem Heimatland…

自分の意見を言う部分:Meiner Meinung nach…

その他の注意点

テストの時に良くないのは、話が止まってしまうことだと思います。

しかし、生徒さんの中には、ドイツ語自体の問題ではなくそもそもどんなことをしゃべればいいのか悩んでしまい、話が止まってしまう方がいらっしゃいます。

例えば、Teil 1ではこんなことを計画したことがないから、何をどう提案すればいいかわからないとか、Teil 2 ではこのテーマについて自分の国の状況なんて考えたことがないのでどう答えてたらいいのかわからないなどです。

このような方は問題を難しく考えすぎるのが原因なので、「このくらいの簡単な答えでもOKです。」という感じで具体例を教えています

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執筆:Tomo(Vollmondドイツ語講師
編集:komachi(Vollmondドイツ語講師)

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