大学の授業だけ!ドイツ滞在経験なしでゲーテB2に合格する授業活用法

 

こんにちは!ゲストライターとして執筆を担当します、Mikoです。

 

現在、大学3年で、理工学部機械工学科で学んでいます。ドイツ語は大学入学時に第二外国語として始めました。ドイツに行ったことは無いのですが、いつか行ってみたいな、と思いながら、大学の授業を中心としてドイツ語を学習してきました。

 

ゲーテの試験は、授業で紹介されたのがきっかけで、まず大学2年の冬(2018年12月)にB1を取得しました。そのときに、問題は難しいけれど、なんて完成された試験だろう…!と感動したのをよく覚えています。

その後、3年次にはなかなかゲーテの試験を受ける余裕がなかったのですが、この度、学期が終わったあと2020年2月に受験し、念願のB2を取得することができました。

 

B2試験の概要は、過去記事に紹介がありますので参照していただけると良いと思います。

 

私の得点は、以下の通りでした。

Hören:聞く⇒60%
Lesen:読む⇒80%
Schreiben:書く⇒81%
Sprechen:話す⇒96%

 

この記事では、私が大学でどんな授業をとったのか紹介し、B2試験の対策にどうつなげていったのか、モジュール別にポイントをお伝えしたいと思います。

いま大学で、専攻のほかにドイツ語を勉強されている方、これから大学でドイツ語を選択してみたいと考えている方、そしてゲーテの試験に興味がある方、などなど、参考になれば幸いです!

 

大学での第二外国語の授業

まず、私が大学で履修していたドイツ語の授業について紹介します。

1年目

私の大学では、理工学部にも1年次は第二外国語の授業が必修で週2回あったため、しっかりと基礎固めが出来ました。アルファベットから始まり、基礎的な文法を一通り学習したのですが、必修で単位を落としたら即留年となってしまうので、みんな必死に勉強していました…。でも、その分、細かいところまで覚える習慣がついたと思います。

 

私は、ドイツ語を特にしっかり勉強したいな、と考えていたため、この必修の週2回の授業のほかにも選択授業を2つ、必修を復習・補強する授業と発音の授業を履修していました。

 

2年目

2年次には、ドイツ語中級の授業を週2回受けていました。春学期は、ドイツ語で書かれた短めのテクストを精読しながら、関連する文法を教わっていく授業でした。秋学期は、1本のドイツ映画を区切りながら見る授業でした。映画の割り当てられた箇所について、ドイツ語で発表する課題があり、またドイツの大学とメールのやり取りをするタンデムプロジェクトにも取り組んだため、この頃からドイツ語で発信するということを始めました。

 

3年目

3年次には、ドイツ語ネイティブの先生の授業を受けていました。理工学部設置の授業には、ネイティブによる授業は無かったので、全学部の学生が履修することのできる授業を探して履修しました。

一年間、大量の文学作品や哲学書を読み、それについてドイツ語で先生と議論したり、講義を聴くという内容でした。授業は週1回でしたが、ドイツ人の前でドイツ語を使わなければならない環境に置かれたことで、力はついたと思われます。

 

特に、理系の場合、3年生にもなってくると専門の負担が増え、ドイツ語の授業の選択肢も少なくなってくると思いますが、ネイティブの先生を探したり、総合大学の場合は他学部の授業も探してみると良いと思います。

第二外国語ともなると、他学部でも学生の人数が少ない場合も多いので、穴場の授業が見つかるかもしれません。

 

モジュール別のポイント

ここでは、Hören(聞く)、Lesen(読む)、Schreiben(書く)、Sprechen(話す)のモジュール別に、得点のポイント授業の活かし方について紹介します!

 

参考書は、大学での期末試験が終わってからゲーテの試験までの2週間で、Klett社のMit Erfolg zum Goethe-Zertifikat B2 Übungsbuchに取り組みました。※B2試験は2019年の夏から試験形式が変更されているので、参考書を買う際には、Passend zur neuen Prüfung 2019などと標記のあるものを選ぶ必要があります。

 

Hören(聞く)は点数がギリギリだったので、参考程度ですが…ネイティブの先生の話を聞き取ろうとする習慣のおかげで聴き取る力がついたと思います。あとは、対話形式の問題文を聞き取るためにはYouTubeが役に立ちます。

 

Lesen(読む)、Schreiben(書く)ですが、これらは大学で授業を受けていれば、問題なくクリアできる力がつくことは間違いありません。

授業の内容を最大限に活用するコツは、先生の話を必ずメモすることです。ドイツ語、ドイツ文化に関する話から、単語や文法の細かい話まで、ドイツ語の授業は実は色々な話が聞けるチャンスです。先生方も、ドイツ語圏で博士号を取ってきたり、ドイツで生まれ育ったりと、興味深い経験をしてきた方ばかりなので、ここでじっくり話を聞いておくことは貴重な機会です!その場ではつまらない話だな、と思うことがあっても、とりあえずメモに残すことで後々役に立つことは多いですし、頭にも残ります。

 

また、ドイツ語の本をたくさん読むことも大事だと思います。ドイツ語学習2年目くらいからは、頑張ればまとまった文章を読めるようになるので、授業中に紹介された本や、教材の出典の本など、積極的にドイツ語を読む習慣をつけると良いです。

 

あとは、どれだけ語彙を増やすかがカギです。語彙力をつける近道は、まずはやはり大学での教材に登場する単語は面倒でも全て調べることです。そして、大学以外では、参考書の問題を解くアウトプットと、ドイツ語の本をひたすら読んで、ドイツ語の表現を自然と頭になじませるインプットの両方を活用することで、自分の語彙力の限界が少しずつ広がっていくのが実感できると思います!

 

最後に、96点と驚くほど高得点を取ることができたSprechen(話す)ですが、私がポイントだと思うのは、発音です。Sprechenは、100点満点中16点が発音に割り振られているため、発音を出来るようにすれば、どんなテーマが来ても16点は確保でき、心の余裕につながります。

 

B2レベルになってくると、個々の単語の発音に加え、イントネーションをつけること、その中で音を『落とす』ことが更なる流暢さにつながると思います。私が参考にしたビデオは、こちらです!書き言葉Schriftspracheと話し言葉Umgangsspracheの違いが解説されており、ネイティブの発音はこのようにされているのか、と分析できます。

 

ゲーテの試験を活用し、大学での第二外国語をより楽しもう!

最後になりますが、私はこのように、日本の大学での語学、という形で3年間ドイツ語を勉強してきました。

留学や旅行などはしなかったので、ドイツ語を勉強するモチベーションを保つのが難しいこともありました。けれども、高校生のときからドイツ語をやってみたいという思いがあり、苦しいときはその気持ちを思い出してモチベーションを新たに持ち直すようにしていました。また、授業を履修していれば、良い成績を取ろう、単位を取ろうという気持ちでも頑張れると思います。

そして、ゲーテの試験と出会い、大学での授業とは別のドイツ語の姿、さらに現代ドイツの姿というものにも触れることができました。

そして何より、試験を受けることで自分のドイツ語力が上がっていくことも実感しました。

 

日本の大学は、第二外国語の授業を設定している大学が多く、専攻に関わらず新たな外国語を知り、文化や思想を学ぶことのできる、とても恵まれた環境にあると思います。そして、ゲーテのような外部の試験は、大学の授業で学んだことを活かし、さらに高める絶好の機会であると、個人的には感じています。

私は在学中に、さらにC1も取得できたらなと考え、ドイツ語を続けていきたいな、と思っています。

 

皆さんも、大学での第二外国語の学びや、ゲーテの試験を通して貴重な経験ができることを願っています!

 

 

Vollmondではゲーテ試験B2含め、丁寧なドイツ語の資格試験サポートを行なっています。ゲーテ試験に関してはA1からB2までの全級において合格実績があります。「昔大学で第二外国語として勉強していたけど…」というブランクのある方も多いです。

ドイツ語が必要な人もそうでない人も、日本にいる人も海外にいる人も、ぜひ一緒にドイツ語を勉強しましょう☺︎

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