Hallo! 皆さんはじめまして!
この度、独検合格体験記を書かせていただくことになりました、Vollmond受講生の moco と申します。
現在は大学3年生で、大学卒業までにB2を取得することを大きな目標に日々勉強しています!
私は大学1・2年生の時に第2言語としてドイツ語の授業を履修しており、2年生冬(2020年2月)に約1ヶ月、ドイツに短期留学をしました。
帰国後、資格取得に向けて学習を開始し、2020年冬の試験で3級に合格しました。
2020年夏の独検が中止になってしまったこともありますが、ドイツ語学習歴3年弱での3級取得は、個人的にかなりスローペースだと思います。
そんな私が、コロナ禍でのSTAY HOME期間で大幅に語学力を伸ばすことが出来たその経験談と勉強法を、手前味噌になりますがお伝えできればと思います!
目次
まず参考程度に、3級取得に向けて学習していた時の私の語学レベルについてお話します。
大学1・2年生の時のドイツ語の授業では、成績は中の中でした。
大学の期末テストに向けた勉強をしていたのであまり身にはならず、留学時にはほとんどドイツ語で会話出来なかったという苦い経験があります。
その悔しさや、コロナ禍でSTAY HOMEを余儀なくされたというきっかけもあり、資格取得に向けて勉強し始めました。
独検の公式HPによると、3級のレベルは以下の通りです。
・ドイツ語の初級文法全般にわたる知識を前提に,簡単な会話や文章が理解できる。
・基本的なドイツ語を理解し,ほとんどの身近な場面に対応できる。
・簡単な内容のコラムや記事などの文章を読むことができる。
・短い文章の内容を聞き,簡単な質問に答え,重要な語句や数字を書き取ることができる。
・対象は,ドイツ語の授業を約120時間(90分授業で80回)以上受講しているか,これと同じ程度の学習経験のある人。
・語彙2000語
引用:独検公式ホームページより(各級のレベルと内容)
合格率は50~60%と決して難しくはない試験なので、一通り習った基礎的な文法や単語を定着させることが合格への近道です!
ちなみに私が受験した2020年冬試験の合格最低点は60.29点でした。
試験によってばらつきはありますが、大体60点前後が合格ラインとなっています。
「100点中6割強とればいい」と考えると、なんとなく合格が見えてきませんか?
・大問1:発音・アクセント
・大問2〜5:語彙や文法に関する空所補充 →前置詞、接続詞、助動詞、分離動詞、再帰動詞、動詞の3基本形、過去形、完了形、受動形、命令形、etc.
・大問6:メール →メール文を読んで、問いに答える
・大問7:会話文の空所補充
・大問8:長文読解
→長文の内容と合うものを選択する
筆記試験のポイントは、文法の基礎固めと語彙力です。
この2つが出来ていると、長文も大枠がつかめるようになるので割と早く読めるようになります。
・第1部:短めの会話を聞き、答えに最も適切なものを選択肢から選ぶ問題
・第2部:短めの会話を聞き、その会話の内容に合うイラストを選択する問題
・第3部:少し長めの会話を聞き、その内容に関する質問の答えを書き取る問題
聞き取り試験のポイントは、前置詞と数字です。
第2部のイラスト問題では、「前後左右(位置関係)」や「いくつあるか(量)」「時間」などが出題される可能性が高いです。
第3部の書き取りでは、数字(値段や期間など)を問われます。
また、書き間違えやすい単語(Schule や Freunde など)を正確に書けるようにしておくことも大切です。
ドイツ語学習のコツは、ズバリ続けることです。
続けるために私が行った勉強法を、ここから紹介いたします!
この参考書を4週間で終了するために、1日ごとに区切ってあります。
1日分は一見少なく感じるのですが、わからない単語や文法を調べていると想像以上に時間がかかることもあるので、それらも含めて負担なくこなせる量が割り当てられていると感じました。
あらかじめペース配分されていることで、学習が習慣化されやすいところがおすすめポイントです!
単語力が足りない私にとって、この単語帳は現在も大活躍しています。
「超基礎→4級→3級→差が出る熟語」「2級レベル」とレベル別に分けられているだけでなく、テーマ別に単語が分類されている点が特長です。
私は、家で学習することが多いので、辞書はできる限り紙を使っています。
電子辞書やインターネットより見やすいだけでなく、文法や会話表現もすぐに調べることができる点で重宝しています。
(ただ、持ち運びには向きませんが…)
ドイツ語文が左ページに、日本語訳が右ページに載っているので、見比べながら理解することが可能です。
音声のダウンロードができるので、私はそれを電車の中で聞いていました!
私は2020年6月から、Vollmondのプライベートコースでレッスンを受けています。
STAY HOME期間中は週一回、現在は月2〜3回受講しています。
レッスンを受けることの最大のメリットは、学習が習慣化されることです。
毎レッスンが終わった後に次のレッスンの予約をするため、気が向かない時にでも、ドイツ語に触れる時間を作ることが出来ています。
また講師の先生は、試験対策のために文法やリスニング、そしてアウトプットのためにスピーキングも行ってくれるので、自分だけでは出来ない「幅広く効果的な学習」が可能です。
自分のレベルに合わせたレッスンを提案してもらえるので、迷っている方には一度試していただきたいです!
私は、先述した「独検合格4週間neu(ノイ)《3級》」を一周した後に、同参考書に掲載されている模擬テストを解いて、レベルの到達度を確認しました。
そして、先述した参考書を用いて弱点の克服や単語力のアップに努め、試験1ヶ月半前くらいから過去問を解き始めました。
過去問は一部公式HPに掲載されているものと大学図書館のものを活用し、できるだけお金をかけずに試験対策を行いました。
最近はフリマアプリでも多数出品されているので、そちらもチェックしてみるといいかもしれません。
合計過去問5回分ほど解き、わからない単語や表現は必ず辞書を引いてQuizletという単語帳アプリ(PCでも利用可)に入力し、何度も復習を行いました。
学習の基本!
STAY HOME期間中は毎日、Deutsche Welle の「Nico’s Weg」のA2レベルを聴き、わからない単語や文法を調べていました。
ドラマ仕立てになっているだけでなく、字幕や単語・文法解説、練習問題も付いているので、楽しく学習できます。
アプリもあるので、スマホで気軽に学習できます!
Nico’s Wegを活用したおすすめ勉強法はこちらから!
初心者でも見られるドイツ語映画「Nicos Weg」
A1〜C1レベルまでのリスニングを聴くことができます。
ドイツ語文が画面に表示されているので、リスニングだけでなくリーディング、シャドーイングも行なっていました。
シャドーイングのやり方について詳しく知りたい方は、ぜひこちらをご覧ください!
「シャド―イング」の効果的な方法(ドイツ語シャドーイング教材付き)
ドイツで行われた、様々なテーマに対するインタビュー動画が週2~3回アップされています。
独検3級レベルだと完全に理解するのは難しいですが、ネイティブのリアルな会話に触れることができるので、気分転換に聞いてみるのがオススメです!
そのほかにも、YouTube で「ドイツ語」と調べるとたくさん動画が出てくるので、それを電車やバスなどでよく聞いていました。
勉強のモチベーションを上げるためにも、ドイツ関連の動画を見るのはオススメです!
長々と書いてしまいましたが、最後までご覧下さりありがとうございました。
今回ご縁があってこの記事を書かせていただきましたが、気が向かなかったり、忙しくなって時間が取れなかったりすると、どうしてもドイツ語から遠ざかってしまうことも事実です。
実際に私は、
Vollmondのレッスンを受ける
→やる気になって勉強する
→忙しくなって勉強サボる
→次のレッスンの直前に必死になって宿題をする
→レッスンを受ける
→やる気になって勉強する
…といった具合で、3歩進んで2歩下がる、結果的になんとか1歩進んでいる状況です。
学習進度や方法は人それぞれですが、「とにかく続けること」がドイツ語マスターへの近道だと思います。
今はコロナ禍で留学や旅行ができないからこそ、将来のドイツ生活がより楽しいものになるよう、一緒にドイツ語学習頑張りましょう!
mocoさん、Vielen Dank!
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