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ドイツ語で会話を続けるための丸暗記フレーズとコツ

更新日:

Hallo! ドイツ語講師のkomachiです。

「ドイツ語で日常会話ができるようになりたい!でもいざとなると会話が長く続かない…」と困っている方はいませんか?

この記事はそんなお悩みをお持ちの方に向けて、会話を途切れさせないために使える丸暗記フレーズと、会話を長く続けるためのコツを紹介します。

ぜひ今すぐ、実践してみてください♩

オールドイツ語で会話を続けるためのコツ

オールドイツ語で会話しようとしていたのに、途中で日本語や英語など他の言語に変わってしまうというお悩みをお持ちの方は多いです。

そんな方にぜひ意識してほしいのがこちら。

困っていることを「ドイツ語で」伝える

「今聞かれた質問あんまり理解できなかったなあ」など、困ったこと、分からないことをドイツ語で伝えることができると、そのままドイツ語で会話を続けることができます。

しかも、会話中に困るパターンは大体決まっているので事前に準備できます◎

以下、会話が途切れるパターン別に使える便利フレーズを紹介します。

会話を長続きさせたいけどつい日本語が出てしまう人は以下のフレーズをまとめて書いておき、事前に丸暗記しておくことをおすすめします。

バリエーションがたくさんあるので自分が使えそうだなと思うフレーズをまずは使うようにしましょう!

困ったときに使えるフレーズ

もう1度言ってくれますか?

聞き取れなかった場合は「もう一度言ってほしい」と伝えましょう。

ゆっくりお願いします

相手の話すスピードが速い場合には「ゆっくり話してください」と伝えましょう。

◯◯は何?/どういう意味?

知らない単語が出てきたら、それはどういう意味なのか聞き返すのがおすすめです。

A:Hast du ein Haustier?(ペット飼ってる?)

B:Was ist „Haustier”?(「ペット」って何?)

「それは何?」「それはどういう意味?」と質問したい事柄が明らかな場合には、◯◯を das にすることができます。

◯◯は日本語で?

会話相手が日本語ができる場合は「◯◯は日本語でどういう意味?」と聞けると誤解なく話を進行することができておすすめです。

これも、「それは日本語で何?」と聞きたい場合は das にしてください。

他の共通言語がある場合

„Japanisch”部分は色んな言語に変えることができます。

相手との共通言語が他にある場合はぜひ応用してみてください◎

言語ドイツ語
英語Englisch
フランス語Französisch
スペイン語Spanisch
中国語Chinesisch
韓国語Koreanisch

それはどうやって綴りますか?

聞くと分からなくても、スペルで見ると分かることもありますよね!

ちなみに私はドイツ留学中、相手に聞かれた質問を何回聞き返しても理解できず、最終的には紙に質問文を書いてもらったことがありました^^;

また、口頭で話した大事なことをしっかり理解できているか不安だった際には、メールやチャットを後で送って「今日話した内容はこれで合っていますか?」と念の為確認するようにしていました。

会話の流れを止めて聞き返すのって、本当に勇気がいることですよね。

私自身、ドイツ留学初期の頃は分からないのにふんふんと聞き流そうとし、「分かってる?」と聞かれて「ごめん分からない…」となることが何度もありました。

講師業をはじめて気付きましたが、そういう時、意外と相手側からは「あんまり理解できてなさそうだな」と分かることがほとんどです。

そして、対話相手的には、分からないのに分かった素ぶりを取るよりも、素直に聞いてくれたほうが何倍も嬉しいです。

分からないことを分からないと言うのは勇気がいることですが、少しずつチャレンジしてみてください◎

話すために話す練習をするように、聞き返す「練習」もできるといいですね!

色々な分野で言えることかなと思いますが、初めは怖いなあと思っていても、何度もしているとある程度慣れて、あまり怖くなくなります。

相づちのバリエーションを増やそう

もっと相手が言っていることに相槌を打ちたいけどなかなかうまく反応ができないと悩む人も多いのではないでしょうか。

1度ドイツ語の相づち表現をまとめた記事を出したことがあるので、今日はこの記事には出ていない別の方法を紹介します◎

相手が言ってることを要約して返す

相手が言っていることをそのまま、または要約して内容確認をします。

相手と誤解なく会話を円滑に進ませるための会話の方向確認にもなります。

例えば日本語でどうなるかというと…

A:昨日カフェに行ったんだ〜!
B:カフェに行ったんだね!

A:友だちとケーキ食べたんだ
B:ケーキ食べたのか〜

ただこれはかなり極端な例で、実際ここまで毎回繰り返されると話し手は心地よくない可能性があるので加減調整は行いましょう^^;

また、日本語は簡単でそのまま返すだけで大丈夫なのですが、ドイツ語になると主語を変えないといけないことに注意してください◎。

A:Ich bin gestern ins Café gegangen.

B:Du bist gestern ins Café gegangen.

A:Ich habe mit einer Freundin Kuchen gegessen.

B:Du hast Kuchen gegessen:)

上級編:質問の内容確認

おうむ返しは質問の内容確認にもとっておきの方法です。

聞かれた質問によく分からないまま答えて見当違いだった…ってこと、ありませんか?

A:Woran liegt das?(どうしてなの?)

B:Also… warum ich das nicht gern mache?(つまり…なぜ私がそれを好んでしないかということですか?)

A:Genau!(そう!)

少し難しいかもしれませんが、「もう一度繰り返してもらうほどではないけれど、ちゃんと理解できてるかちょっと不安だな〜」という時におすすめの方法です◎

▼文法事項としては、間接疑問文を知っている必要があります。

会話を盛り上げるためのコツ

ドイツ語で話をしてみるもののあんまり盛り上がらなくて悩んでいる方に意識してほしいのは、こちらです。

「あなたのことを知りたいし自分のことを知ってほしい」という気持ちでコミュニケーションを積極的に盛り上げる

受け身になりすぎていませんか?

積極的に、コミュニケーションをどんどん楽しんでいきましょう♩

単語ではなく「文」で話そう

まずは、惜しいなあと感じる会話を紹介します。

A:Was ist dein Lieblingsobst?(好きな果物は?)

B:Äpfel.(りんごです)

確かにこれだけでも成り立つのですが、ここでひと工夫。

「文」で答えるようにしましょう!

A:Was ist dein Lieblingsobst?

B:Ich mag Äpfel. / Ich esse gern Äpfel.(私はりんごが好きです)

単語で答えると一問一答だったのが、文章にすることでよりコミュニケーションに近付いている印象はないでしょうか?

ぜひ、意識してみてください◎

文章を構成するには単語力だけではなく文法力が必要です。

▼ドイツ語の基礎文法をまだ勉強したことのない方は、Vollmond動画学習コース「ゼロからドイツ語文法講座」がおすすめです。

「言い換え」を意識しよう

言いたいことはあるのにうまくパッとドイツ語にできなくて悩んでいる方は、言い換え力を意識しましょう!

詳しくは以下の投稿をご覧ください。

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聞かれたことには2文以上で答えよう

先ほどの例文に引き続き、惜しいなあと思う会話例をもう1つあげます。

A:Was ist dein Lieblingsobst?

B:Ich mag Äpfel./Ich esse gern Äpfel.

A:Äpfel mag ich auch. Isst du oft Äpfel?(私もりんご好きですよ。よく食べるの?)

B:Ja, ich esse jeden Morgen einen Apfel.(はい、毎朝1つ食べます)

A:Schön.(いいですね)

何が惜しいか想像つくでしょうか?

・・・そう、まるで、一問一答のインタビューなのです。

「え、だめなの?」と思った方、日本語での普段の会話を少し思い出してください。

友だち同士でこんなに一方的に質問されたり答えることってなかなかないのではないでしょうか?

この例は少し極端ですが、一問一答形式ではなく、聞かれた質問にはなるべく2文以上で答えるように意識するのがおすすめです◎

1つの問いに対してたくさん積極的に話してくれると、それに対して会話相手がもっと深い問いを立てることができたり、そこから派生した別のテーマへ自然と進めたりします◎

長く話すために使えるフレーズ

と言っても「二文以上って何を話せば!?」と思う人も多いと思います。

そんな方は、以下の補足情報を付け足せないかどうかぜひ考えてみてください。

特に理由を述べる場面はドイツ語圏で多く登場します。

▼理由を考えるのが苦手な方は、以下のPodcast配信で練習するのがおすすめです!

躓きそうな時に使えるフレーズ

◯◯はドイツ語で何て言う?

言いたいことがあるのにそれに対応するドイツ語が分からない場合は、聞いてみるのがおすすめです◎

例えば、「クリスマス」と言いたいけれどドイツ語で何というか分からない際は、Wie sagt man クリスマス” auf Deutsch? と聞くことができます。

ちなみに、クリスマスは Weihnachten です♩

▼このフレーズをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

少し待ってください

自分の意見をまとめるのに時間がほしい場合もありますよね。

そういう時は「少し待って」と伝えてみてください。

相手にもたくさん質問しよう

先ほど「一問一答会話は避けよう」という話をしましたが、最後に伝えたいのは自分からも話を発展させるということです。

この記事で紹介した会話例ですが、どれを取っても構図が何か聞かれて→それに答えるとなっています。

やはり、まるでインタビューです!

ドイツ語のスピーキング力を「なぜ」付けたいか、理由によってアプローチ法は変わってきますがドイツ語でコミュニケーションが取れるようになりたい方がほとんどだと思います。

コミュニケーションとは言葉のキャッチボールです。

一方的な会話(インタビュー)ではなく双方に矢印が向いた会話(コミュニケーション)が普段から意識できるといいですね◎

そのために外国語学習で1番分かりやすい方法は、質問を受けるだけではなく相手にもすることです。

どうしてもはじめは受け身になってしまうのですが、聞かれた質問をそのまま返すだけでも全然違います。

使えるフレーズを紹介するので、ぜひ使ってみてください。

質問で使える万能フレーズ

質問があります

あなたはどう?/ですか?

ドイツではどう(ですか)?

あなたはどう思う?/思いますか?

ただ逆に、聞きすぎてしまうと逆インタビューになってしまうので

  1. 相手の質問に2文以上で答える
  2. その後相手にも質問する
  3. 次は相手からの質問を待つ(→①に戻る)

くらいの心持ちだといいかなと思います◎

会話なのに「2文以上」「質問をする」などなんだか形式的に感じるかもしれませんが、ドイツ語会話に慣れないうちはあえてこのようにルールを決めておくのも効果的です。

番外編:会話を怖いと感じる人へ

気付けば相手ばかりが話していて、自分は相づちを打つだけ状態の方の主な原因は「ドイツ語間違えたらどうしよう…」とドイツ語に対する自信のなさであることが多いです。

そんな方に意識してほしいのがこちら。

会話相手を信じて「今は間違えてもまあいいや」という軽い気持ちで自分からもたくさん話す

本当に大切な間違い(他ではしないほうがいい間違い)は、こそっと教えてくれる人が多いので、会話中は過度に気にしすぎないことが大切です。

自分に合う会話相手を探そう

もしかしたら言語の壁というよりは、今の会話相手との相性が合っていないのかもしれません

日本語でも、「この人苦手だな〜」という人にあまり自分から積極的に話そうとは思わないですよね。

ドイツ語でも同じことが言えるので、この人と仲良くなりたいな、話してて楽しいな、もっと話したいなと思える人を探すのがおすすめです。

会話相手は、家族でも友だちでもタンデムパートナーでも先生でも誰でも大丈夫です。

私の場合、「話せる」と自信を持って言える外国語はドイツ語とフランス語ですが、ドイツ語は留学中に出会ったメキシコ人の友だち(スペイン語とドイツ語が母語)、フランス語はオンラインレッスンで出会った優しい先生方の力が大きかったです。

「この人と話すのが楽しいから、もっと話したいからがんばろう」という気持ちの効果は絶大です◎

ただ、相性の合う友だちやタンデムパートナーにはすぐに出会えるわけではないのが難しいところ。(日本語でも、友だち作ろう!と思ってパッと作れるものでもないですよね…)

なので私のおすすめは、まずは好きな先生探しからスタートすることです。

Vollmondであれば、プライベートコースが最適です。

実際の相性はレッスンを受けてみないと分からないことが多いので、2〜3名ほど気になる先生の初回レッスンを受けてみて「この先生と続けたいな」と思う先生のレッスンを継続するのがおすすめです◎

そんなことしていいんですか!?(先生に失礼ではないのですか?)と時々聞かれますが、むしろVollmondとして推奨しているやり方であり、先生も理解しておりますのでご安心ください。

レベル別!おすすめの会話レッスン紹介

以上、ドイツ語会話で使えるフレーズともっと会話力をあげるためのアドバイスを書きました。

全てをすぐにできるようになる人はおらず、会話やスピーキングは何度も話すことがまずファーストステップとして重要です。

ドイツ語会話を練習したい方のために、Vollmondでは3つのコース(プライベートコース/会話コース/少人数コース)を用意しています。

レベル別におすすめのコースを紹介しますので参考にしてください。

完全初級/A1レベル

全くの初心者やそれに近いレベルの場合、会話をするために必要な知識(文法・発音・単語など)を勉強する必要があります

このあたりのいわゆる基礎力は、会話においてとても重要ですので蔑ろにせずしっかり勉強することをおすすめします。

とはいえ話さないと話す力は上達しないので、話す練習も同時に確保していくのがおすすめだよ!

Vollmondの場合「プライベートコース」もしくは「少人数コース」をご検討ください。

基礎的な知識を勉強しながら、それら習ったことを実際に使う会話練習を先生としていくことができます。

Vollmondは日本人講師が多いので、初めての方もご安心ください♩

▼「最初は独学ではじめて、ある程度になればレッスンを…」と考える人が多いですが、講師の私の意見としては初級レベルに近ければ近いほどレッスン受講がおすすめです。

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A2/B1レベル

文法はある程度勉強したことがあるけれど、自分で話した経験はほとんどなくて…/苦手で…という方が多いのがA2・B1レベルあたりです。

「プライベートコース」がおすすめの人

Vollmondで1番人気の「プライベートコース」はこんな人におすすめです。

「会話コース」がおすすめの人

1回のレッスン時間が20分と短く、会話に特化した「会話コース」はこんな人におすすめです。

Vollmondとは別に語学学校等に通われているなど、勉強する場が他にある方にご利用いただくことが多いです。

「少人数コース」がおすすめの人

他の学習者と一緒に勉強できる「少人数コース」はこんな人におすすめです。

B2/C1/C2レベル

「プライベートコース」もしくは「会話コース」でネイティブ講師のレッスンを予約するのがおすすめです。

B2以上になれば、日本語をなるべく介さず、ネイティブスピーカーのドイツ語をどんどんインプット・アウトプットしていくのが上達に繋がりやすいためです。

お気に入りの講師と深い話(ディスカッション等)をドイツ語で行い、間違いを指摘してもらい細かなミスを減らし、新しい語彙・表現・難しい文法を使えるように練習していくのがおすすめです。

以上、レベル別におすすめの会話レッスンを紹介しましたが、最終的には学習者の現状レベルや目的・環境等によって効果的だと思われるコースは異なってきます。

自分では決めきれない場合は私komachiとの個別相談会もぜひ1度ご利用ください。

まとめ:会話で使えるフレーズ画像(保存/印刷OK!)

会話のキャッチボールをもっと楽しめるように、会話レッスンや友だちとの会話にお役立てください。

保存や印刷等は自由にしていただいて構いません◎(画像の加工はお控えください)

Podcastで発音を確認しよう!

VollmondのPodcast「ココロ踊るドイツ語講座」では今日紹介したフレーズを音声で復習することができます。

▼発音確認としてもぜひお聞きください。

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自然なドイツ語を身につけるためには、練習が欠かせません。
先生と一緒に会話練習を繰り返し、学んだ表現を自分のものにしていきましょう♩
Vollmondは日本人講師が多いので、初心者の方でも安心して受講できます。

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執筆:komachi(Vollmondドイツ語講師)

内容・表現チェック:nico(Vollmondドイツ語講師)

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